男の子に身長にあわせて募金箱を差し出す藤井隆 (C)2009-2011 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース

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 沖縄で行われている『Yell,Laugh&Peaceカウントダウンフェスタ』。3日目の3月20日は、「はんにゃが学ぶタランティーノの魅力『デス・プルーフ』」や、「友近が語る『吉原炎上』」「アメコミ大好き芸人トークショー『スパイダーマン』」「ジャッキー・チェン大好き芸人トークショー『ポリス・ストーリー/香港国際警察』」など様々なイベントが開催され、吉本芸人達が集結した。

 「はんにゃが学ぶタランティーノの魅力『デス・プルーフ』」のイベントには、バッファロー吾郎・竹若元博、COWCOW・山田與志、2丁拳銃、POISON GIRL BAND・阿部智則、はんにゃなどが登場。「『デス・プルーフ』は見たことがない」と言うはんにゃに、タランティーノ作品好きの竹若が前置きとして作品を解説。「低予算でつくるB級映画で、2本立てで上映されるような作品」と説明すると、2丁拳銃・小堀裕之が「吉本の神保町花月みたいなものですね」と悪ノリを。慌てて一同がすかさず「身内批判か!」とツッコむなどの場面もあり、会場が笑いの渦に包まれた。

 イベント終了後、各会場では東北地方太平洋沖地震の募金活動が行われた。桜坂劇場での『吉原炎上』のイベント後の募金活動では、募金箱を手にした藤井隆と浅越ゴエ(ザ・プラン9)が「ご協力をよろしくお願いします」と来場者に熱意を持って協力を訴えていたところ、小さな男の子が恥ずかしそうに藤井の前に来た。藤井も男の子の身長にあわせて、かがんで募金箱を差し出して「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたという微笑ましい場面もあった。そして、男の子が募金をしたのをきっかけに、ほかの来場者たちも行動を開始し、募金箱の前に長い行列。2人は、その全員と、心を込めて握手を交わしていた。“

 少しでも力になりたい”“復興のための支援になれば”という来場者の気持ちを一つになっていた。

 映画祭の期間中、各会場に募金箱が設置され、集まった募金は、赤十字社を通して被災者の皆さんに届けられる。

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