上映作品の一つ『オムライス』 (c)「オムライス」製作委員会

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 東北地方太平洋沖地震を受けて、様々な映画が公開延期やイベント中止となっているが、明日3月18日より開催予定となっていた『第3回沖縄国際映画祭』は、予定通り実施することが決定した。

 沖縄国際映画祭は、「ラフ&ピース(Laugh&Peace)」のコンセプトで2009年より開催されている。震災はあったものの、「“笑い”というものは、元来、人を思いやり、支え合うという気持から生まれるものであり、一人一人が誰かと“つながっている”こと、誰かが“そこにいてくれる”という実感を分かち合うことで伝わっていくものであり、それは、“生きていく意欲の交換”でもある。」という考えから、人々の顔から消えようとしていr多くの笑顔を取り戻すため開催に踏み切ったようである。

 そして、今回の震災があったことから、コンセプトを「エール,ラフ&ピース(Yell ,Laugh&Peace)」と、新たに「エール」を加えて、被災地への募金活動をはじめとしたチャリティーや、被災地から遠く離れた沖縄の地から「エール」を届ける活動を実施するそうだ。
 
 お祭り的なイベントが中止される中、批判覚悟で敢えて動く。そして、被災者のために「心のつながり」と「エール」を送る活動をする。こんな沖縄国際映画祭のような動き方もあって良いのではないだろうか。

 第3回沖縄国際映画祭は、3月18日から27日まで開催される。

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沖縄国際映画祭