インテルの話題は、いまだに24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第5節バルセロナ戦での敗戦だ。

アウェーでの一戦を0−2で落としたインテル。チームの指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督は、チーム力に明らかな差があったと完敗を認めていた。

しかし、マッシモ・モラッティ会長はこれに納得していない。インテルはバルセロナよりも優れたチームだったと確信している。26日に同会長は、「ピッチに出た選手たちは、相手よりも上回っていた。我々はピッチに立つのに十分ではなかったんだ。これについては、反省しなければならないだろう」とコメントしている。

つまり、モウリーニョ監督の発言には同意できないということだろう。それでも、指揮官への信頼を失ったわけではないようだ。モラッティ会長は、「この敗戦が、モウリーニョの収めてきた勝利に陰をもたらすものではない。彼への信頼はこれからも続く」と強調した。

それでも試合内容への不満は確かなようで、「最低の試合だった」と酷評。「試合後にロッカーへ行った。昨シーズンのマンチェスター・ユナイテッド戦や、その他の試合と同じようにね。ただ、特別なことは何も言っていない。昨日、モウリーニョからは何も聞いていないよ。昨日は彼のフリーな日だったからね。とにかく、これまでと同じ信頼がある」と述べた。