レアル・マドリーのMFヴェスレイ・スナイデルが、インテルへの移籍に合意した。スナイデルはインテルと5年契約を結ぶことになる。移籍金はおよそ1500万ユーロ(約20億円)で、スナイデルの年俸は400万ユーロ(約5.3億円)になるようだ。

スナイデルがようやくインテルの選手になった。26日、スナイデルは代理人のソレン・レルビー氏とともにR・マドリー首脳陣と会談し、ついにインテルへの移籍に合意した。インテルはスナイデルと年俸400万ユーロの5年契約を結ぶ。またインテルは移籍金としておよそ1500ユーロをR・マドリーに支払うことになる。

長期戦となったR・マドリーの首脳陣とスナイデル側の交渉は、ついに幕を閉じた。R・マドリーは戦力外通告という最終手段を用い、ようやくスナイデルを説得させることに成功した。

これにより、インテルのマッシモ・モラッティ会長はトップ下の新戦力の獲得を発表するこができる。トップ下の新戦力を求めていたジョゼ・モウリーニョ監督は、すぐにでも――29日に行なわれるミランとのミラノ・ダービーに――スナイデルをスタメンで起用することになるだろう。

この移籍はスナイデルにもいい解決方法になったはずだ。もしR・マドリーに残留していたら、毎試合スタンドから仲間たちのプレーを観戦せざるを得なかっただろうから。また、2010年の南アフリカ・ワールドカップのエントリーメンバーの座も失う可能性だってあったはずだ。