2010年6月11日から7月11日までの1か月間、南アフリカで開催されるサッカーの祭典といえば、第19回FIFA・W杯だ。治安に問題があるとささやかれる南アフリカ。W杯開催まで『W杯特集・南アフリカNEWS』として、現地のニュースをお伝えしていく。

・おばあちゃんちに帰省したらショットガンで撃ち殺された少年
7月1日、ずっと会うことができなかった祖母に会うため、遠路はるばるリンボボから帰省した11歳の少年が、不審人物と間違えられて祖母の家で撃ち殺されるという痛ましい事件が発生した。少年がやってきた時間帯は午後9時過ぎで、犯罪の多い南アフリカでは警戒して当たり前の時間帯。不審者とみなした祖母が雇う使用人が、ドアごしにショットガンを撃ったのだ。この使用人、現在は警察の留置所に入っているという。

・妊婦をレイプしようとした強盗を説得
6月30日、妊婦をレイプしようとした強盗を説得し、なんとかレイプをされずに済んだという事件が発生した。夜、妊婦とその知人女性がくつろいでいると、ドアをノックする音が。ドアを開けてみると、知らない男が立っていたという。すぐさまドアを閉めたものの、しばらくして男がドアをこじ開けて侵入。女性たちから金品やケータイを奪い取ったという。そうしていると、強盗が突然服を脱ぎ始め、妊婦の服も脱がし始めたのだ。しかし、妊娠していることを話して説得したところ、なんとかレイプされずに済んだのだとか。暴行されずに済んだのは、不幸中の幸いである。ちなみにこの強盗犯、しばらくして逮捕された。

・6時間強姦され続けた女性「殺される覚悟をした」
7月1日、南アフリカの報道各社は痛ましい事件を報道した。看護師をしている女性がボーイフレンドと浜辺を歩いていると、男たち数人に囲まれて「おとなしくしないとボーイフレンドを殺すぞ」と脅され、レイプされたというのだ。およそ6時間の間、女性は数人の男性にレイプされた。見張りがいなくなった瞬間にようやく脱出。自分たちの自動車に戻ったところ、そこにはあの暴漢たちが……。また浜辺に逃げ、海中に入ったところで目撃していた漁師が呼んだ警察によって保護された。彼女はノイローゼ状態となり、現在は外出することすらままならない状況だという。

逃げた先にもレイプ犯がいたという恐ろしい事件は、けっこう衝撃的だ……。今後も注意喚起のため、『W杯特集・南アフリカNEWS』として南アフリカのニュースをお伝えしていく予定だ! 南アフリカに関するタレコミ情報なども募集中なので、どんどん情報をお寄せいただきたい(このニュースの詳細記事はこちら)!

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