フジテレビ系列のスポーツ番組『スポルト』(5日放送分)では、「KIDS SPORT 未来のアスリート達へ」と題し、北海道日本ハムファイターズ・ダルビッシュ有が、プロ野球選手を目指す子供達にメッセージを送った。

冒頭、「野球を始めた時から、プロ野球選手になりたいと思ってました」と話すダルビッシュは、「何でも諦めやすいというか、練習もあんまり好きじゃなかったし。辞めようと思ったこともいっぱいありましたけどね。まあ、お母さん、お父さんが最後までやれって言ってたので、続けれたと思うんです」と練習嫌いでもあった野球少年時代を振り返った。

また、現在は一児の父でもあるダルビッシュは、子供の育成について「ご飯をしっかり食べて、いっぱい練習して、いっぱい遊んで、いっぱい寝て。それが一番大事だと思いますね。たぶん、僕の子供にもそうさせますし」と語り、インタビュアーから「もし、ご自身の子供がプロ野球選手になりたいって言ったらどうしますか?」と訊かれれば、「なりたいっつってアカンとはいえないし、“なれるもんなら、なってみろ”って思うんですけどね」と笑顔をみせた。

そして、そんなインタビューの最後に、ダルビッシュは「野球がどんだけしんどくても、続けない限りは(プロ野球選手に)なれないと思うので、しっかり続けて諦めずにやれば、やれるんじゃないですかね」と、夢を諦めず、継続することの大切さを訴えた。