セリエA第11節ホームのウディネーゼ戦を前にインテルのジョセ・モウリーニョ監督が8日、記者会見に臨んだ。

この試合でもFWアドリアーノの招集を見送った理由についてモウリーニョ監督は「アドリアーノと個人的な問題は抱えていない。適切な時期がくれば、彼を再び招集する事になるだろう。彼は私の決定に悲しみと怒りを覚えるだろうが、常に今週のような練習に打ち込む姿勢を貫かなければならない」と説明。第9節の対フィオレンティーナ戦の前日練習に夜遊びが原因で遅刻したアドリアーノに対し、厳格な態度を見せている。

その他のフォワードのコンディションについては「イブラヒモビッチは好調だ。クルスはアノルソシス・ファマグスタ戦で結果を出した。クレスポは招集されたここ2試合で、チームのためにポジティブな結果を出している。この3名に加えてバロテッリ、クアレスマ、オビンナそしてマンシーニを招集した」とモウリーニョ監督。

一方、先日の欧州CLアノルソシス・ファマグスタ戦で簡単なミスを連発して3失点を許したディフェンスについては「個人的なミスであり、ディフェンス陣全体が抱える問題ではない。また、フォーメーションのミスが失点につながったわけでもない。また(前節)レッジーナ戦での2失点目はゴールを決めたブリエンツァを褒めるべきだ」とコメントしている。