ご意見番クライフ氏「フットボールの基本はテクニックであり、フィジカルではない」
バルサのご意見番ヨハン・クライフ氏が“エル・ペリオディコ”の週間コラム内にて、ワールドカップ欧州予選、対ベルギー戦でバルサのMFアンドレス・イニエスタが見せたスーパーゴールを例にとり、彼のテクニックを称賛した上で、「フットボールの基本はテクニックであり、フィジカルではない」と伝えている。
ベルギー戦でのイニエスタのゴールを「純粋にテクニックにより生まれたゴールである。イニエスタはフットボールの基本はテクニックであり、フィジカルでないことを思い出させてくれた」と称賛するクライフ氏。
「フィジカルは重要なもの、テクニックは必要不可欠なものだ。テクニックよりもフィジカルを重要視する向きもあるが、フットボールは陸上競技でなない。フットボールではより速く、より持久力を、とならなくてもいい。筋肉が唯一の評価基準であれば、イニエスタのようなタイプの選手は死んでしまうだろう」。
クライフ氏ならではの考えを語るとともに、「最高のゴールキーパー、最高のディフェンダー、最高の9番を擁するとする。チームの半数以上が彼らでうめられるが、それが最も重要なことではない。彼らを最高にするのも、最低にするもの中盤がどう機能するかにかかっている」と中盤こそがチームの基本であると強調。
クライフ氏がそのテクニックを称賛するイニエスタはバロンドールの最終候補に入らなかった。これについても「イニエスタは候補に入るべきだろう」とのコメントを残している。テクニックに裏打ちされた好パフォーマンスでバルサやスペイン代表にとって欠かせない存在となったイニエスタが、バロンドールの最終候補に入らなかったことはクライフ氏にとって残念でならないことのようだ。
(スペイン通信)
ベルギー戦でのイニエスタのゴールを「純粋にテクニックにより生まれたゴールである。イニエスタはフットボールの基本はテクニックであり、フィジカルでないことを思い出させてくれた」と称賛するクライフ氏。
クライフ氏ならではの考えを語るとともに、「最高のゴールキーパー、最高のディフェンダー、最高の9番を擁するとする。チームの半数以上が彼らでうめられるが、それが最も重要なことではない。彼らを最高にするのも、最低にするもの中盤がどう機能するかにかかっている」と中盤こそがチームの基本であると強調。
クライフ氏がそのテクニックを称賛するイニエスタはバロンドールの最終候補に入らなかった。これについても「イニエスタは候補に入るべきだろう」とのコメントを残している。テクニックに裏打ちされた好パフォーマンスでバルサやスペイン代表にとって欠かせない存在となったイニエスタが、バロンドールの最終候補に入らなかったことはクライフ氏にとって残念でならないことのようだ。
(スペイン通信)