北京五輪で女子柔道48キロ級で銅メダルを獲得した谷亮子が五輪後はじめてテレビ番組に出演した。
ファンの励ましのビデオなどを聞きながら、”ロンドン五輪も出場する”ときっぱりと言い切り司会者の明石家さんま達が逆に慌ててしまった。

8月24日(日)のテレビ番組「2008感動の北京五輪総集編」(日テレ系)では、番組最後に女子柔道の谷亮子選手がスーツ姿で登場、司会者の明石家さんまや桜井翔らからの質問などに、現在の心境を語った。
彼女は、柔ちゃんと呼ばれ、日本女子柔道の人気を押し上げてきた時から、これまでに20年間でオリンピックに4大会出場、すべてメダル獲得している。
これまで獲得したメダルは”金2、銀1、銅1”である、

「それぞれの大会にテーマを持って臨んで、どれも思いがあるので色は関係ないですね」

と谷が語ると、

「俺なんか、全部の色がそろってイイなあっ、て思ったけど」

とさんまがフォロー?していた。

その後、北京で銅メダルだったことについて、子育て世代のママさんたちのビデオやメールが紹介された。
「授乳時間が長そうだったので、体力をかなり消耗するはずなのに、ここまでやれて凄い。励みになります」
「子育てしながら、練習するのはほんとに大変だと思うけど、ママの代表としてまた頑張って欲しい」

などの声を涙しながら聞いていた谷亮子だったが、さんまが

「亮子ちゃんには、『おばあちゃんでも金』でやって欲しいワぁ」
「ロンドンはまた出るんやろ」と話を向けると

「はい、『どうするんですか』と聞かれると思ったけど、『出てね』と言われたので、また頑張ります」
「みなさんの、声援があるかぎり、可能性がある限りは続けたいと思うので」

と、その場で決断したかのようにあっさり、ロンドンへの参加を宣言したのだ。

意外にもあっさり宣言されて、司会者側が慌てる様子で、

「今度は、予選参加まででも十分やから・・・・」

とさんまが無理のあるフォローをしていた。

北京大会では、柔道をさせてくれない相手に対応しきれない課題が出てきた谷選手、ロンドンではさらに体力の低下は避けられないだろう。
技で勝つ本来の柔道をいかにとっていくか、大きな課題をもって臨むことになりそうだ。

(編集部:TAKESHI)


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