27日、2008Jリーグ・ディビジョン1第8節、鹿島×大宮戦がNACK5スタジアムで行われた。

試合は、1-1と引き分けに終わり、4戦連続勝ち星がなくなった鹿島だったが、試合後、オリベイラ監督は、Jリーグとアジアチャンピオンリーグの過密日程に対し苦言を呈した。

オリベイラ監督は、「ACLという素晴らしい国際大会を準備するため、国によってはリーグ戦を10日間省くところもある。でも日本はACLをやりながら3日後に厳しい相手を当ててくる」とコメント。勝利から遠ざかっている苛立ちから、Jリーグの日程に八つ当たりをした。

昨シーズンは、過密日程の影響でリーグ終盤に失速した浦和を制し、最後の最後で逆転優勝を果たした鹿島は、今まさに、浦和が味わった同じ「過密日程」という苦しみの中でもがいている――。
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