シアトルの地元紙「シアトル・ポスト・インテリジェンサー」紙の電子版は、14日付けで、オープン戦で開幕から、21打席ノーヒットが続いていたマリナーズのイチロー外野手が、13日の試合で内野安打の今季初ヒットを放ったことについて、「国際的な悪夢がようやく終わりを告げた」と伝えた。
 「次の目標が見つかりませんね。なんだか寂しいような感じ」と、無安打記録に終止符を打った気持ちを表現したイチロー。マクラーレン監督も「無安打記録終了のセレモニーでもするべきだったな」と冗談を飛ばした。安打製造機と呼ばれるイチローに、予想外に長いノーヒットが続いた“春の珍事”。イチローも「打球を取っておいて、野球殿堂のあるクーパーズタウンに送ろうかと計画していたけれど、ボールが戻ってこなかったよ」と答えたと、同記事は伝えている。