【アキバ物欲】時代はワンセグもパソコン動画も見られるポータブルDVDプレーヤーへ
海外では、バカンス休暇で一ヶ月近い休みをとれる国も多いが、日本で長期の休暇といえば、年末年始とゴールデンウィークだ。ゴールデンウィークの休みを利用して旅行を計画している人も多いだろう。旅行での移動時に楽しめるアイテムがポータブルDVDプレーヤーだが、徐々に変わりつつあるようだ。
秋葉原のパソコンショップでは、販売価格が1万円前後という超激安のポータブルDVDプレーヤーが発売されている一方で、ワンセグ放送を受信する機能を備えた、DVD再生+αの機能を備えた製品が目立つようになってきた。そこで今回は、行楽シーズに役に立つポータブルDVDプレーヤーの現状を探ってみた。
あきばお〜は、常時20〜25種類のポータブルDVDプレーヤーを扱っている。早速、一押し製品を伺ってみたところ、ポータブルDVDプレーヤー「STAR WARS」を勧められた。名前から容易に推測できるように、SF映画「STAR WARS」のDVDプレーヤーで、DVDソフトを入れ替えるためにプレーヤーの蓋を開くと、ダース・ベイダーの姿が画面上に映し出される。ファンにはたまらない一品だが、スタッフが本製品を勧めた理由は、単にSTAR WARS関連の製品であるからではない。
写真:ポータブルDVDプレーヤー「STAR WARS」1万999円(税込み)
写真:蓋を開けると、ダース・ベイダーの姿が画面に表示される
激安のポータブルDVDプレーヤーは1万〜1万3,000円前後で購入できるものの、コスト削減のために、本体が多少分厚い製品も多い。「STAR WARS」は、本体サイズが190W×142D×28Hmm、重さが726g(バッテリーパック除く)で、激安ポータブルDVDプレーヤーらしからぬ、小型で軽量の製品となっている。性能面でも、DVDソフト以外に、DVD-Rなどの光学メディアに書き込んだDivX/MP3/VCD/SVCD/JPEG/MPEG1/MPEG2/MPEG4のファイルを再生できるので、通常は2万円以上で販売されていてもおかしくない製品というわけだ。
対抗としてのお勧め製品は、ワンセグ放送を視聴したい人向け東芝のワンセグ放送対応ポータブルDVDプレーヤー「SD-P50DT」だという。「SD-P50DT」は、通販でも人気の商品で、店頭では指名買いで購入する人もいるそうだ。東芝というネームバリューもあるだろうが、ワンセグチューナーを内蔵しているにもかかわらず、本体サイズが138W×153H×31Dmm(突起部含まず)、重さが650g(バッテリーを含む)の携帯性に優れたボディ設計も人気の秘密だろう。
写真:東芝のワンセグ放送対応ポータブルDVDプレーヤー「SD-P50DT」2万7,999円(税込み)
●SDカードの動画を直接見よう - 浜田電機
浜田電機は、JR秋葉原駅電気街口を降りて徒歩3分の場所にあるパソコンショップ。店内のポータブルDVDプレーヤーコーナーには、10台以上の実機を展示している。お勧めの製品は、メディアプレイ機能を備えたポータブルDVDプレーヤー「BDP-2700K」だ。「BDP-2700K」は、SDメモリーカードやメモリースティックをDVDプレーヤーに差し込んで、直接メモリーの中の写真や動画を再生できる。たとえば、デジタルカメラで撮影した写真を仲間同士で見たい場合に、「BDP-2700K」であれば、デジタルカメラの画面よりも大きなサイズで、写真を見られる。
写真:メディアプレイ機能を備えたポータブルDVDプレーヤー「BDP-2700K」2万2,980円(税込み)
写真:「BDP-2700K」は、SDメモリーカードやメモリースティックを挿せるスロットを備える
スタッフに詳しく話を伺ってみると、最近はDivX形式の動画ファイルを再生できるプレーヤーが増えてきているが、SDカードスロットを備えたプレーヤーでないと、DVD-Rメディアに書き込むなどの手間がかかってしまうが、「BDP-2700K」ならば面倒な作業を省けるということもあり、同店が扱うポータブルDVDプレーヤーの中でも1番人気だという。SDカードスロット付きのプレーヤーは、1年前までは4万円近い価格帯で販売されていたが、現在2万円台前半まで下がってきており、お買い得感は増してきている。
写真:パソコンのハードディスクを接続して再生できるDVDプレーヤー
また、東芝の「SD-P50DT」が売れていることからも、ワンセグ試聴機能がポータブルDVDプレーヤーを選択する際の重要な要素となっているようだ。DVDプレーヤーのコンポジット端子に接続してワンセグ放送を試聴できるポータブルワンセグデジタルチューナー「DB-100J」の売れ行きが好調である点からも、ワンセグ放送に対する注目度が高いことが推測できる。
写真:ポータブルワンセグデジタルチューナー「DB-100J」1万4,999円(税込み)
「パソコンの動画再生」と「ワンセグ放送の試聴」の2つが、ポータブルDVDプレーヤーを購入する際の今年のトレンドキーワードとなりそうだ。
■これもオススメ!最新AV関連ニュース
・万能ワンセグチューナーも登場!最新ポータブルDVDプレーヤー フォトレポ
・【気になるトレンド用語】誰のためのデジタル著作権!"DRM"は本当に必要なのか?
・デジカメだって小粋に使いたい!生まれ変わった斬新タテ型"ボディ"の「PowerShot TX1」
・物欲上昇!アキバ情報 - 普及へ進むか? 生活に革命をもたらすBluetoothの現状を探る -
・テレビがiPodになる?これがアップルのiTunesプレーヤー「Apple TV」だ
■あきばお〜
■浜田電機(PC USEFUL)
編集部:関口哲司
Copyright 2007 livedoor. All rights reserved.
秋葉原のパソコンショップでは、販売価格が1万円前後という超激安のポータブルDVDプレーヤーが発売されている一方で、ワンセグ放送を受信する機能を備えた、DVD再生+αの機能を備えた製品が目立つようになってきた。そこで今回は、行楽シーズに役に立つポータブルDVDプレーヤーの現状を探ってみた。
■ズバリ!お勧めのプレーヤーはコレだ
●激安・高機能なプレーヤーで勝負! - あきばお〜あきばお〜は、常時20〜25種類のポータブルDVDプレーヤーを扱っている。早速、一押し製品を伺ってみたところ、ポータブルDVDプレーヤー「STAR WARS」を勧められた。名前から容易に推測できるように、SF映画「STAR WARS」のDVDプレーヤーで、DVDソフトを入れ替えるためにプレーヤーの蓋を開くと、ダース・ベイダーの姿が画面上に映し出される。ファンにはたまらない一品だが、スタッフが本製品を勧めた理由は、単にSTAR WARS関連の製品であるからではない。
写真:ポータブルDVDプレーヤー「STAR WARS」1万999円(税込み)
写真:蓋を開けると、ダース・ベイダーの姿が画面に表示される
激安のポータブルDVDプレーヤーは1万〜1万3,000円前後で購入できるものの、コスト削減のために、本体が多少分厚い製品も多い。「STAR WARS」は、本体サイズが190W×142D×28Hmm、重さが726g(バッテリーパック除く)で、激安ポータブルDVDプレーヤーらしからぬ、小型で軽量の製品となっている。性能面でも、DVDソフト以外に、DVD-Rなどの光学メディアに書き込んだDivX/MP3/VCD/SVCD/JPEG/MPEG1/MPEG2/MPEG4のファイルを再生できるので、通常は2万円以上で販売されていてもおかしくない製品というわけだ。
対抗としてのお勧め製品は、ワンセグ放送を視聴したい人向け東芝のワンセグ放送対応ポータブルDVDプレーヤー「SD-P50DT」だという。「SD-P50DT」は、通販でも人気の商品で、店頭では指名買いで購入する人もいるそうだ。東芝というネームバリューもあるだろうが、ワンセグチューナーを内蔵しているにもかかわらず、本体サイズが138W×153H×31Dmm(突起部含まず)、重さが650g(バッテリーを含む)の携帯性に優れたボディ設計も人気の秘密だろう。
写真:東芝のワンセグ放送対応ポータブルDVDプレーヤー「SD-P50DT」2万7,999円(税込み)
●SDカードの動画を直接見よう - 浜田電機
浜田電機は、JR秋葉原駅電気街口を降りて徒歩3分の場所にあるパソコンショップ。店内のポータブルDVDプレーヤーコーナーには、10台以上の実機を展示している。お勧めの製品は、メディアプレイ機能を備えたポータブルDVDプレーヤー「BDP-2700K」だ。「BDP-2700K」は、SDメモリーカードやメモリースティックをDVDプレーヤーに差し込んで、直接メモリーの中の写真や動画を再生できる。たとえば、デジタルカメラで撮影した写真を仲間同士で見たい場合に、「BDP-2700K」であれば、デジタルカメラの画面よりも大きなサイズで、写真を見られる。
写真:メディアプレイ機能を備えたポータブルDVDプレーヤー「BDP-2700K」2万2,980円(税込み)
写真:「BDP-2700K」は、SDメモリーカードやメモリースティックを挿せるスロットを備える
スタッフに詳しく話を伺ってみると、最近はDivX形式の動画ファイルを再生できるプレーヤーが増えてきているが、SDカードスロットを備えたプレーヤーでないと、DVD-Rメディアに書き込むなどの手間がかかってしまうが、「BDP-2700K」ならば面倒な作業を省けるということもあり、同店が扱うポータブルDVDプレーヤーの中でも1番人気だという。SDカードスロット付きのプレーヤーは、1年前までは4万円近い価格帯で販売されていたが、現在2万円台前半まで下がってきており、お買い得感は増してきている。
■ポータブルDVDプレーヤーの今年のトレンドは?
ポータブルDVDプレーヤーは、映画やアニメーションなどのDVDソフトを試聴するための製品だが、今やDVD再生以外の付加価値を持った製品が低価格の製品にも普及し始めた。取材先の店舗で勧められたポータブルDVDプレーヤー「STAR WARS」「SD-P50DT」「BDP-2700K」は、いずれの機種もDivX形式の動画ファイルにも対応しており、パソコンの動画再生機能をユーザーが求めている印象を受ける。実際、ポータブルタイプではないが、パソコンのハードディスクを接続して、その中の動画をダイレクトに再生できるDVDプレーヤーが売れているそうだ。写真:パソコンのハードディスクを接続して再生できるDVDプレーヤー
また、東芝の「SD-P50DT」が売れていることからも、ワンセグ試聴機能がポータブルDVDプレーヤーを選択する際の重要な要素となっているようだ。DVDプレーヤーのコンポジット端子に接続してワンセグ放送を試聴できるポータブルワンセグデジタルチューナー「DB-100J」の売れ行きが好調である点からも、ワンセグ放送に対する注目度が高いことが推測できる。
写真:ポータブルワンセグデジタルチューナー「DB-100J」1万4,999円(税込み)
「パソコンの動画再生」と「ワンセグ放送の試聴」の2つが、ポータブルDVDプレーヤーを購入する際の今年のトレンドキーワードとなりそうだ。
■これもオススメ!最新AV関連ニュース
・万能ワンセグチューナーも登場!最新ポータブルDVDプレーヤー フォトレポ
・【気になるトレンド用語】誰のためのデジタル著作権!"DRM"は本当に必要なのか?
・デジカメだって小粋に使いたい!生まれ変わった斬新タテ型"ボディ"の「PowerShot TX1」
・物欲上昇!アキバ情報 - 普及へ進むか? 生活に革命をもたらすBluetoothの現状を探る -
・テレビがiPodになる?これがアップルのiTunesプレーヤー「Apple TV」だ
■あきばお〜
■浜田電機(PC USEFUL)
編集部:関口哲司
Copyright 2007 livedoor. All rights reserved.