内外装にブロンズ色を取り入れたオトナの雰囲気

 プジョー・シトロエン・ジャポンは2019年3月28日、シトロエンの創業100周年を記念した限定モデル「C3 ORIGINS」と「GRAND C4 SPACETOURER ORIGINS」を販売した。2019年内のみ販売されるモデルで、ブランドの象徴である初代ダブルシェブロンをモチーフにした100周年記念ロゴや、特別色のブロンズを内外装に取り入れてシックなデザインに仕上げた。

 日本国内において、シトロエンブランドは23年の歴史を持っており、そのなかでもブランドが始まって以来の販売を記録しているのがC3だ。

 記念モデルであるC3オリジンズには、ブロンズ色を各所に散りばめたほか、オリジンズロゴのステッカーや17インチブラックアロイホイールなどを装備している。価格はペイントオプションを含めて税込み258万円。ボディカラーは3色から選ぶことができ、そのうちグリアルタンス・ノアールオニキスルーフはC3で初展開だ。

C4 スペースツアラーは新たなパワートレインを搭載

 一方、7人乗りのグランド C4 スペースツアラーと、C3と同じく100周年を記念したモデルであるグランドC4 スペースツアラーオリジンズには、新しいパワートレインとアイシン製の8速オートマチックトランスミッション(EAT8)を搭載して近日発売する。

 パワートレインはガソリンで15馬力増、ディーゼルで10馬力増と出力を高めるとともに、欧州排ガス規制6.2の基準も満たしている。EAT8は多段化し変速比幅を広げたことで、高速域での燃費効率化が期待できる。

 特別仕様車のグランドC4スペースツアラーオリジンズには、電動サンブラインド付きパノラミックガラスルーフやハンズフリー電動テールゲート、ツートーンファブリックシートなど10種の装備を採用した。ボディカラーは白系のブランバンキーズのみで、価格はペイントオプション込みで1.6リッター直4ターボガソリンモデルが税込み386万円、2リッター直4ターボディーゼルモデルは411万円に設定した。

 グランドC4スペースツアラーのボディカラーはブランバンキーズのほか、ノアールオニキス、サーブル、ルーシュルビの4色を展開する。価格はガソリンモデルが税込み377万円、ディーゼルモデルが390万円となっている。