レディング時代のGKアリ・アル・ハブシ

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 アジアサッカー連盟(AFC)は25日、オマーン代表GKアリ・アル・ハブシ(アル・ヒラル)がアジアカップを欠場すると発表した。日本代表ともグループリーグで対戦する予定となっているが、不動の守護神の不在は同代表にとって大きな痛手となりそうだ。

 アル・ハブシはイングランド・プレミアリーグ通算111試合出場というアジアでもトップ級の経験を誇る同国のレジェンドGK。36歳となった現在も不動の地位を保ち続けており、現在はサウジアラビアの強豪アル・ヒラルでプレーしている。協会によると今月21日、リーグ戦のアル・アハリ戦で負傷したという。

 同国のピム・ファーベックヘッドコーチ(元京都監督)は25日、アル・アイン(サウジアラビア)のアマル・アル・ラシディを招集すると発表。アル・ハブシは自身の公式ツイッター(@AliAlhabsi)を通じて「国を代表するチャンスを奪われ、最も難しい心情だ。だが、チームメートを完全に信頼している」と述べている。

 オマーン代表は来年1月5日に開幕するアジアカップで、日本代表、トルクメニスタン代表、ウズベキスタン代表と同じF組に所属。日本とは同13日のグループリーグ第2戦で対戦する。