決勝アシストのMFマティアス・ベシーノ

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[10.21 セリエA第9節 インテル1-0ミラン]

 インテルはミランとのミラノダービーに挑み、後半アディショナルタイム2分過ぎにFWマウロ・イカルディの得点によって、劇的な勝利を得た。

 データサイト『opta』のツイッター(@OptaPaolo)によると、今季のインテルは残り15分を切ったところでセリエA最多となる7得点を記録しており、その粘り強さを証明している。エースの決勝点をアシストしたMFマティアス・ベシーノもチームの諦めない姿勢について言及している。クラブ公式サイトが伝えた。

「僕らと関わる全ての人にとって、ミラノダービーは単なる1試合とはかけ離れている。僕らはこの成功を全員にプレゼントしたかった」

「最近、僕は頻繁に試合終盤の時間帯でチームを助けることが出来ているね。とても良い習慣になりつつあるよ。チームは常に試合終了まで前に突き進む、そして何回も得点を決めるんだ。これはフィジカル的な面から見ても重要な兆候さ」

 また、イカルディのお膳立てをしたベシーノだが、前半12分にはそのエースの得点を打ち消していた。左サイドからのクロスをニアサイドのベシーノが頭でわずかに触れ、ファーサイドのイカルディがゴール。しかし、ベシーノが触れた瞬間の位置でイカルディのオフサイドが認められ、ノーゴールになっていた。

 あわや戦犯にもなりかねなかったが、最終的には勝利の立役者に。インタビューではそのことにも触れ、「オフサイドで取り消しになったイカルディのゴール?僕はボールに触った、けどそれが言えるのは僕らが勝ったからだよ…」と語っている。