金委員長「水準低くとも最大限誠意見せた」 訪朝の文大統領に
【ソウル聯合ニュース】南北首脳会談のため18日に北朝鮮・平壌を訪れた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、宿泊先の百花園迎賓館で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と歓談した。
金委員長は「発展した国に比べたらみすぼらしい」と述べる一方、「水準は少し低いかもしれないが、最大限誠意を見せた宿泊所であり、日程だ」と文大統領に語りかけた。
また、5月26日に南北軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で行った文大統領との2回目の首脳会談に触れ、「文在寅大統領が板門店のわれわれ側にいらっしゃったのに、場所と環境があまりにそうだったので(良くなかったので)、きちんと迎えられなかったことが心に引っかかっていた。だからきょうを待っていた」と言葉に力を込めた。
金委員長はこの日、平壌の順安空港で文大統領夫妻を出迎えた。両首脳はオープンカーに同乗してカーパレードを行い、沿道では数万人の市民が「祖国統一」などと叫びながら歓迎した。
金委員長の発言は空港と平壌市内でのこうした歓迎行事と百花園迎賓館について謙遜しながら、北朝鮮として最善を尽くしたことを伝えたものと受け止められる。
文大統領は20日まで平壌に滞在する。18日午後と19日午前に金委員長と首脳会談を行う予定だ。
金委員長は「発展した国に比べたらみすぼらしい」と述べる一方、「水準は少し低いかもしれないが、最大限誠意を見せた宿泊所であり、日程だ」と文大統領に語りかけた。
また、5月26日に南北軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で行った文大統領との2回目の首脳会談に触れ、「文在寅大統領が板門店のわれわれ側にいらっしゃったのに、場所と環境があまりにそうだったので(良くなかったので)、きちんと迎えられなかったことが心に引っかかっていた。だからきょうを待っていた」と言葉に力を込めた。
金委員長の発言は空港と平壌市内でのこうした歓迎行事と百花園迎賓館について謙遜しながら、北朝鮮として最善を尽くしたことを伝えたものと受け止められる。
文大統領は20日まで平壌に滞在する。18日午後と19日午前に金委員長と首脳会談を行う予定だ。