中畑清

写真拡大

26日放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」に、横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清氏が出演。夏の甲子園を沸かせた金足農高の吉田輝星を称賛した。

八戸学院大の恩師は「もちろん来てほしい」と進学を願うが、大きな注目を集めた吉田がドラフトで争奪戦となることも想像に難くない。中畑氏も「競合になるのは間違いない」と予想する。

大学進学とプロ挑戦、異なる進路を選んだ例として、番組では2006年の夏の甲子園で決勝を戦った田中将大と斎藤佑樹を挙げた。現ニューヨーク・ヤンキースの田中は、日米通算160勝をマーク。一方、大学で通算31勝を挙げた斎藤だが、プロでは通算15勝にとどまっている。

中畑氏は「マー君タイプ」と、吉田の即プロ入りを提言。技術的に「球威、球速、コントロール、フィールディングまで、すべてがプロのレベルに達している」とし、さらには「一番大事なのはメンタル。これがめちゃくちゃ強い」と絶賛した。

さらに、「即戦力と言い切っていいくらい。1年目からマー君をしのぐんじゃないか、というくらい」と賛辞を続けた中畑氏は、「100%、プロ入りしてください。待ってますよ。僕はまだ監督じゃないけども」とコメント。自身の中で吉田のプロ挑戦は「決まっている」と述べた。

当然、中畑氏は、吉田がプロ入りした場合に1年目から活躍できると確信しており、二桁勝利も可能と太鼓判。「後見人・保証人になりたいくらい。それくらい魅力のある選手」と続ける。

中畑氏は「一番大事なのは、お客さんを呼べるのがプロでは一番必要な選手。それらをすべて兼ね備えた選手なので、ぜひプロ入りして、そこで花を咲かせてほしい」と、スター性のある吉田がプロで活躍することに期待を寄せた。