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(台北 17日 中央社)中央気象局によると、17日は台風9号に伴う風が引き起こしたフェーン現象の影響で西部の気温が上昇し、正午に南部・高雄市渓埔で38度、午後0時40分に中部・南投県埔里で37.6度の高温が観測された。同局は同市・県を含む西部の6市・7県に高温注意情報を発表し、水分の補給や熱中症に十分注意するよう呼び掛けている。

高温注意情報は、警戒の度合いによって3つの段階に分けられる。高雄市と南投県は、最高気温が36度以上の日が3日以上続く、あるいは38度以上になる恐れがある「オレンジ」、北部の苗栗県、新竹市、新竹県、桃園市、中部の台中市、彰化県、雲林県、嘉義市、嘉義県、南部の屏東県、台南市が、36度以上になると予想される「黄色」とされた。

(陳葦庭/編集:塚越西穂)