延長戦で決勝点を奪ったFW山見大登

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[6.18 G大阪1-2(延長)関学大 吹田S]

 関西学院大がJ1のガンバ大阪を延長戦の末に2-1で破る大番狂わせを演じた。

 ジャイアントキリングはここだ!! 後半終了間際まで0-0と均衡を保ったまま進んだ試合だが、後半42分、DF高尾瑠(4年=名古屋U18)のクロスのこぼれ球をMF岩本和希(3年=G大阪ユース)が蹴り込み、関学大が先制。恩返し弾を豪快に突き刺した。

 ただG大阪も直後の後半44分、右サイドのスローインからチャンスを作ると、ファーサイドに上がったクロスボールをDF三浦弦太が頭で叩きつけて同点弾。プロの意地を見せて、延長戦に持ち込んだ。

 しかし関学大には勢いがあった。延長前半2分、MF橋本泰志(4年=浜松開誠館高)がドリブルで持ち込んで左に展開。FW山見大登(1年=大阪学院大高)が受けると、ドリブルで中に切り込み、ゴール右隅に蹴り込む。ゴールデンルーキーが千金弾を決めた。

 関学大はGK妻鹿寛史(4年=立正大淞南高)の好セーブ連発もあり、G大阪を撃破。7月11日の3回戦では東京ヴェルディと対戦する。


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