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上海に3番目の巨大工場

テスラは次の巨大工場を中国上海に建設する計画を発表する見込みだ。

ブルームバーグの報道によれば、テスラが香港に設立した会社の営業許可が下りたようだ。この新会社は上海の自由貿易エリア内に位置し、およそ122平方kmもの敷地に第3のギガファクトリーが建設される。

このテスラ上海という会社は、1億元(17億円)の資本金を元に設立され、「技術開発、技術サービス、技術コンサルティング、EV車やスペアパーツやバッテリーに関する技術移転、電動車の展示および宣伝」を主な業務としている。

テスラのイーロン・マスクCEOは以前にも次のギガファクトリーは中国に設立されると示唆していた。しかし、この公式発表は今年第3四半期になるだろう。

マスクはすでに同社の小型モデルを発表している。生産に問題を抱えるモデル3や、近日登場のSUV、モデルYなどだ。これらがこの工場で生産されると見られているが、モデルSやモデルXは含まれていない。

同社の第4工場は欧州に設立されると見込みだが、その時期は近く無いだろう。

テスラが抱えるモデル3の生産問題はこの巨大な投資によって改善され、生産目標を達成できる予定とのことだ。