ティザービジュアル(C)2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会(C)2018 KOUHEI KADONO/KADOKAWA CORPORATION AMW/Boogiepop and Others PARTNERS

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ライトノベル「ブギーポップは笑わない」のTVアニメ化に、原作小説でイラストを担当している緒方剛志氏が怒りをあらわにしている。

「ブギーポップは笑わない」は、1998年に電撃文庫から刊行された上遠野浩平氏による小説で、緒方剛志氏がイラストを担当。20年の時を経てTVアニメ化し、2018年に放送することが3月11日に発表された。監督はTVアニメ「ワンパンマン」の夏目慎吾氏が務め、アニメーション制作はマッドハウスが担当する。公式サイトには、「原作イラスト」として緒方氏の名前が掲載されている。

緒方氏は、この発表直後に「僕は一ミリも仕事をさせていただいていない」とTwitterでコメント。また、制作を担当するマッドハウスのツイートに対しては、「その人気シリーズの絵を20年ほど描いています。できればDMで終わらせたいです。フォローお願いします。」と打診。しかし、マッドハウス側からの反応はなかったようで、「無視ということでよろしいですね?」と確認していた。その後も、「俺は認めたこともねぇ発表で初めて見たブレザー着たヤツに日程合わす為に1日カラー2枚、次の日にカラー1枚白黒5枚とか本気でクソムカつく」「スゲー怒ってる」と憤っていた。

22日には、TVアニメ「ブギーポップは笑わない」が公開したティザービジュアルについても、「てめー誰だ。一回も見たこともない。家にコピー紙一枚、JPEG一枚来たこともない絵が公式とか言ってて笑う。笑わないのに。」と、緒方氏は激怒。しかし、TVアニメ側と話ができたのか、「こんなこと言ったら監督は辞めるんだってさ。めんどくせぇ。」「アニメ化はどうなるかはわかりませんが。僕はまぁスッキリしました。以上」と不穏な言葉を残した。