【マジウマ】どん兵衛で作る巻き寿司「どん寿司」が激ウマ! どん兵衛の奥深さを知る至高の逸品が誕生!!

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日清食品の「どん兵衛きつねうどん」は圧倒的な人気を誇るカップうどん。もちろんそのまま食べても非の打ち所がなくウマいが、アレンジして食べても最高だ。どん二郎、どんチキ、10分どん兵衛などなど、次から次にどん兵衛を使った激ウマレシピがこの世に誕生し続けている。

どん兵衛の巻き寿司「どん寿司」が激ウマ!



ところで皆さんは蕎麦寿司という料理をご存知だろうか。シャリのかわりに蕎麦を使った巻き寿司のことで、蕎麦独特の風味と食感を楽しむことができる。これを少々アレンジし、どん兵衛の麺を使って巻き寿司、つまり「どん寿司」を作ると激しくウマくなることが判明!



どん兵衛を作って巻くだけ



「どん寿司」の作り方は材料さえあればとても簡単だ。どん兵衛きつねうどんを1個、そして大きいサイズの板海苔を1枚。あとはすし酢(普通の酢でもOK)と、巻き寿司を作るのに必要な「すし巻」があればOKだ。



つゆを入れずにどん兵衛を作る



それでは早速「どん寿司」を作っていこう。まずはどん兵衛を作るのだが、粉末のつゆは入れずにお湯を注ごう。

お湯をかける直前に大さじ3杯分の酢をどん兵衛に入れるのを忘れずに。



どん兵衛をざるにあけて流水で冷やす



お湯を注いで1分経過したら、どん兵衛をざるにあけて流水で麺を冷やそう。ただし油揚げは水で流すと、含まれているダシも流れてしまうため、麺を入れていた容器にでも移しておくといいだろう。ちなみに1分で硬いと感じても時間が経てばやわらかくなるため問題なし。柔らか目が良い人は2分でもOK。



麺の水を切り、酢をまぶす



流水で麺を冷やしたら、数分待って水気をしっかり切り、全体に改めて酢を大さじ1杯程度まぶしていこう。すし酢がなければ普通の酢でもいいし、酢がなければかけなくてもOKだ。



海苔をセットし、どん兵衛を中央に置く



ここまでできればどん兵衛の準備は完了。続いて「すし巻」の上に海苔をセットし、その中央にどん兵衛を並べていこう。





並べるときのポイントは、全体のバランスを良くすることと、海苔からはみ出さないようにするということ。海苔1枚に対しどん兵衛の並盛サイズなら1杯分すべての麺を置いてしまってよい。



カットした油揚げも並べる



あとは油揚げを細長くカットし、麺の上に並べていこう。もちろん一緒に入っているかまぼこも入れてしまおう。





全体をしっかり巻いていく



どん兵衛の中身をすべて海苔の上に置いたら、あとは「すし巻」を使ってしっかり巻いていく。麺を潰さない程度の力加減で押さえつけながら巻くのがポイントだ。





30分ほど放置する



どん兵衛を巻き終えたら、あとはそのまま30分ほど放置する。その間に海苔が突っ張り、切った時にグダグダにならなくなるのだ。長時間放置してしまうと通常のカップ麺なら麺がブヨブヨになってしまうが、10分どん兵衛にも耐えられるどん兵衛なら心配ご無用。程よい食感が保たれる。



ついに「どん寿司」の完成!



そして30分後「すし巻」を取り外せば「どん寿司」の完成である。このまま恵方巻のようにかぶりついても良いが、せっかくなので一口サイズにカットし、その断面を確認してみよう。





ババアァァァァーーーーーンッ!! 海苔の中にびっしりと敷き詰められたどん兵衛の断面! これは美しい!





食器の上に並べるとさらに美しい。これぞ見事な「どん寿司」である!



粉末つゆにつけて食べるのを推奨



でき上がった「どん寿司」はどのように食べてもいいが、せっかくなのでどん兵衛の粉末つゆを使って食べることを推奨したい。小皿に少量の粉末スープを入れて水で溶かし、「どん寿司」をつけて食べよう。





あまりにもウマすぎてビビる



「どん寿司」で使用しているのはどん兵衛と海苔と酢だけ。ほとんどどん兵衛そのものが形を変えただけなのだが、食べてみると味が大きく変化していることに気がつく。

麺そのものの塩分とほのかに漂う酢の風味に油揚げの甘いダシが調和し、それを香り高い海苔が包み込む。通常通り食べるよりも素材の味が格段に引き立てられているのだ。

麺の食感ももっちりと粘り気があり、のびてしまっているような感覚はまったくない。どん兵衛のつゆに付けると若干どん兵衛感が増すが、寿司であることは揺るがない。想像を遥かに超えるウマさである!

廃棄するくらいなら恵方巻なんていらない



悲しいことに、2018年の節分も恵方巻きが大量に廃棄されるというニュースが舞い込んだ。しかし「どん寿司」はどうだ。簡単に作れる上に、お湯さえ注がなければ何ヶ月も保存ができる。「どん寿司」を使って恵方巻きをする文化が定着すれば、節分の日に廃棄される恵方巻きが減るのではないか。

ぜひ皆さんには一度「どん寿司」を試してみていただきたい。そしてもし口に合うようなら、ぜひ来年の節分に「どん寿司」を恵方巻きとして食していただきたい。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/