日本が世界に誇る各界の“知のフロントランナー”を講師に迎え、未来の日本人に向けてアカデミックな授業をお届けするTOKYO FMの番組「未来授業」。TOKYO FM+では、2017年に同番組でさまざまなテーマの内容を記事配信しました。

今回は、その中で最も反響の大きかった、脳科学者・中野信子さんに「サイコパス」について伺った放送内容を総まとめで紹介!

21万部を超えるベストセラー「サイコパス」の著者としても知られる中野さんが、最新の脳科学研究によって解き明かされつつある「サイコパス」を紐解いていきました。



◆「未来授業」講師:中野信子さん(1時間目)

「100人に1人はいる『サイコパス』を見抜くには?」 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/UKLSDLNEeI.html

およそ100人に1人くらいの割合で存在すると言われているサイコパスとは一体どんな人格なのか、まずは“サイコパス入門編”として中野さんが解説してくれました。

サイコパスと聞いて、映画「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」に出てくるような極めて知能が高くて猟奇的な殺人を犯す人やシリアルキラー(連続殺人鬼)をイメージする人が多いのではないでしょうか?

しかし、すべてのサイコパスが凶悪な犯罪に手を染めるのかと言えばそうではなく、犯罪を犯さないタイプも多く、予備軍にあたる人も多く存在するそうです。それだけに、あなたの身近に潜んでいる可能性がないとも言えません。記事 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/UKLSDLNEeI.htmlでは、サイコパスを見抜くヒントとなる、大きな特徴を紹介しています。

◆「未来授業」講師:中野信子さん(2時間目)

「織田信長はサイコパスだった? 脳科学者がズバリ解説」 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/oQdgf32RxC.html

統計的には犯罪者の約1/5がサイコパスだと言われているそうですが、犯罪を犯すタイプのサイコパスは知能がそれほど高くないと中野さん。一方で、犯罪が露見せず警察から逃れるサイコパスもいます。そして、サイコパシー(精神病質)の高い人は人を惹きつけるのが上手な人が多く、見極める目を持たないと知らず知らずのうちに騙されて搾取されているなんてことも。

海外の研究結果によれば、大企業のCEOや政治家、外科医などにサイコパシー(精神病質)の高い人が多いそうですが、今回の授業でサイコパスの代表格として中野さんが挙げた偉人の名は、織田信長! 果たして、その理由とは? ぜひ記事 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/oQdgf32RxC.htmlでご確認ください。

◆「未来授業」講師:中野信子さん(3時間目)

「サイコパスが異性にモテる理由とは?」 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/Gn6G7TSBbw.html

中野さんの著書「サイコパス」でも触れられているように、サイコパシーが高い人は、相手が何をされたら喜ぶのかを見抜く観察力が非常に優れていて、相手の心をくすぐるのがとても上手。魅力的で仕事も有能、性的な魅力も高い人が多いため、「サイコパスは異性にモテる」と中野さんは言います。そして、中野さんによれば、巧みに異性を惹きつけるサイコパスには、「ダークトライアド」と呼ばれる3つの要素を持っていることが多いのだそうです。

◆「未来授業」講師:中野信子さん(4時間目)

「言動がヒントに!? 身近にいるサイコパスの見極め方」 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/DRUMAS33pr.html

およそ100人に1人くらいの割合で存在し、魅力的で異性にモテるというサイコパス。最後の4時間目となる放送では、そんなサイコパスに騙されないためにも、見分けるヒントを伺いました。

「外見だけではほとんど分からない」という中野さん。しかしながら、ちょっとした言動や立ち振る舞いがヒントになり得るとも言います。記事 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/DRUMAS33pr.htmlでは、サイコパシーの高い人が取りがちな行動や、もし自分の周りにサイコパスだと思しき人がいた場合の有効な対処法を紹介しています。

「サイコパス」について、中野さんの4回にわたる授業はどれも興味深い内容ばかり。ぜひ、読んでみてください。

<番組概要>

番組名:未来授業

放送日時:毎週月〜木曜19:52〜20:00

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/podcasts/future/