G大阪のMF井手口陽介、年明けに移籍会見

写真拡大

ガンバ大阪に所属する日本代表MF井手口陽介(21)が今冬に海外挑戦することが確定した。年明けの1月4日に移籍会見が行われる。

▽移籍先は事前の報道どおりなら、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)の古豪リーズ。移籍金は推定で50万ポンド(約7500万円)。イングランドでの労働許可書の関係で今シーズン終了まで他クラブにレンタル移籍するとみられる。

▽無尽蔵のスタミナとボール奪取能力に長けた井手口は、高校2年の2014年に飛び級でG大阪ユースからトップチームに昇格すると、2016年のリオ・デ・ジャネイロ オリンピックに出場。同年にJリーグのベストヤングプレーヤーとルヴァンカップのニューヒーロー賞をダブル受賞した。

▽今年8月には、日本代表としてロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦で代表初ゴールを記録。6大会連続6度目のW杯出場に導いた。今シーズンはG大阪の選手として明治安田生命J1リーグ30試合4ゴール。初のベストイレブンを受賞し、さらなる飛躍を遂げた。

▽育成に定評のあるG大阪にとって、井手口は過去3年間でFW宇佐美貴史(現デュッセルドルフ)、MF堂安律(現フローニンヘン※レンタル移籍)に続き海外に旅立つユース出身選手となる。