ホリエモンが怒りの訴え「空車でのタクシー乗車拒否は違法」
12月14日、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(45)がツイッターに「ええと、銀座でタクシー乗り場で待ってて手を振りまくってたのに普通にスルーするのは普通なんでしょうか?」とのつぶやきを投稿。銀座コリドー通りのタクシー乗り場で、通りかかったタクシーに無視されてしまったという。証拠として、目の前でタクシーが走り去る瞬間を撮った動画も同時にアップした。
堀江氏は8月にもタクシーに乗車拒否され、「そんなに広くない道で手をめっちゃ振ってたのに、通り過ぎて追っかけたのに逃げやがった。ナンバー暗くて見えなかった。ひどい乗車拒否の東京無線」「雨降ってるのに客を置き去り」とツイッターで怒りの投稿を行っていた。
一連の出来事について、堀江氏は「空車表示つけて乗車拒否したら違法です」「個人的差別をなくすためという意味もある」と解説している。銀座でスルーされた後に来たタクシーは無事に乗せてくれたようで、「別にタクシー嫌いじゃない。乗れなくて困ってるだけ」と訴えた。
このつぶやきに対し「自分も乗車拒否された」と憤る声や、「そんなの普通のこと」と受け入れているという声も。ほかにも「自動車配車アプリを使えばいいのでは」などと、さまざまな意見が寄せられている。
日本では道路運送法で、正当な理由なくタクシーが運送を拒否することは禁じられている。ただ運転手が気付かずに見過ごした可能性も否定できず、どこまでが「乗車拒否」に該当するのかは議論が分かれそうだ。
「東京タクシーセンター」は、ホームページで「東京特定指定地域(特別区、武蔵野市及び三鷹市)に事業所のあるタクシーに実際に乗られた方(または乗ろうとされた方)の中で、乗車拒否(運送引受けの拒絶)され、乗車できなかったお客様、乗車したが途中で降ろされてしまった(運送引受けの中断)お客様、また、お乗りいただいたお客様」の苦情を受け付けている。
外で待つのが辛いこの季節、できるだけ早くタクシーに乗せてほしいものだが……。