本田はカウンターから得意の左足で完璧なゴールを決めて、シーズン2点目を記録した。 (C) Getty Images

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 日本サッカーを牽引してきた本田圭佑が、メキシコと日本代表での成功を誓った。自身のツイッターで心情を綴っている。
 
 パチューカに所属する本田は、現地時間9月27日に行なわれたメキシコリーグ第11節のクルス・アスル戦で、前節のレオン戦に続いて先発メンバーから外れたものの、82分からピッチに立つと、試合終了間際の89分に大仕事をやってのける。
 
 味方との連携で飛び出した本田は、ドリブルで敵陣中央を突破してペナルティーエリア内に侵入し、最後は左足で豪快にゴールを射抜いたのだ。
 
 8月22日のベラクルス戦(メキシコリーグ6節)以来となるゴールで、パチューカの4-0快勝に貢献した本田は、試合後に自身のツイッターを更新し、「先は長い」としながらも、「じっくり確実に進むよ。亀のように」と手応えを得ていることを匂わせた。
 
 また、このツイートは、日本代表メンバー発表の数分後に更新されていた。本田は「コンディションを整えてもっとクラブで試合に出てほしい」というヴァイッド・ハリルホジッチ監督の意向により、招集外となっている。国内組のみで臨んだゲームを除けば、現政権下で初めて日本代表メンバーから漏れただけに、期する思いがあったのかもしれない。
 
 メキシコで鮮烈なゴールを決めて存在感をアピールした本田は、この先も亀のように着実に歩みを続けて来夏のロシア・ワールドカップ出場を目指す覚悟なのだ。