仏パリ・ニース間で行われた自転車レースで、羊の群れのそばを通る選手たち(2001年3月13日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ノルウェーからの報道によると、同国南東部で行われた山岳自転車レースに参加した選手たちが次々と体調を崩しており、コース上に散乱していた羊のふんが原因とみられるという。

 公共放送NRKが5日伝えたところによると、6月末に開催された自転車レース「トランスエステルダーレン(Transosterdalen)」の参加者300人のうち、少なくとも50人がレース後の数日間に高熱、胃痛、下痢などの症状を訴えた。

 レースドクターはNRKに対し「カンピロバクター感染症の疑いが最も濃厚だ」と述べた。カンピロバクターは動物の腸内に存在する細菌。羊のふんが大雨に流され散乱したコースを自転車で走ったため、選手の顔や手、ドリンクボトルなどに菌が付着したとみられるという。

「新しいふんには特に大量の菌がいる」とレースドクターは指摘。「選手たちは、ドリンクボトルに飛び散った菌を水分補給の際に取り込んでしまったのではないか」と語っている。
【翻訳編集】AFPBB News