湿気が多い日に髪がベタつくのはなぜ?

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梅雨の時期や雨の日になると、どうしても湿気が多くなります。

湿気が多くなると、髪の毛にも影響を与え、クセやうねりが出やすくなります。

特にくせ毛の方にとって湿気はとても厄介なもので、スタイリングをしてもすぐに取れてしまったりして、苦労する人が多いと思います。

また、湿気が多いと髪がベタつきやすく、頭皮トラブルを引き起こす原因になります。
ベタつきによる髪のダメージを進行させないためにも、湿気が多い日にはしっかり対策することが必要です。

湿気が多い日に髪がベタつく理由

髪のベタつきの原因として、皮脂が過剰に出ていることが考えられます。

湿気の影響により、キューティクルが開き傷つきやすい状態になります。

開いた状態のキューティクルは、湿気を吸収して、皮脂の分泌量を過剰に増やしてしまいます。
このように湿気によって、髪の毛がうねったり広がったりする原因には、キューティクルの影響が非常に大きいことが分かります。

ベタつくことによる髪への影響

髪がベタつくと皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、フケやニオイを引き起こす原因となります。

また、ベタついた頭皮や髪は雑菌の繁殖を促すので、痒みや炎症などのトラブルにもつながります。

髪のベタつきは頭皮の血行を悪化させるので、髪に栄養が行き届かなくなり成長を妨げることになります。
髪が成長しにくい環境になると栄養不足により、抜け毛が多くなり薄毛につながっていきます。

湿気が多い日でも髪のベタつきを抑える方法

髪のベタつきを抑えるためには、頭皮を清潔にしておくことが大切ですが、ベタつきを取り除こうとして強く洗ったり、洗浄力の強いシャンプーを使っていると、頭皮に必要な皮脂までも取り除いてしまう可能性がありますので注意が必要です。

また、髪のベタつきを抑えるために、湿気が多い日に何度もシャンプーする人がいると思いますが、頭皮を刺激しすぎると皮脂の過剰分泌を促してしまいます。

ベタつきが気になったら、頭皮に優しいシャンプーに変えてみるのも良いかもしれません。