デレ・アリがレジェンドに敬意! 88年間のシーチケホルダーにスパイクを贈る! 白血病の孫とも交流

写真拡大

▽トッテナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリが、先日に行われたホワイト・ハート・レーンでのラストゲームでレジェンドに大きな敬意を払っていたようだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が伝えている。

▽トッテナムは、14日に行われたプレミアリーグ第37節のマンチェスター・ユナイテッド戦で118年間を過ごしたホワイト・ハート・レーンでのラストゲームを戦い、2-1で勝利した。同試合後には、グレン・ホドル氏やオズワルド・アルディレス氏、ロビー・キーンなど、多くのレジェンドをピッチ上に招いてお別れのセレモニーも開催された。

▽この中でデレ・アリは、スタンドの前列に陣取り、1929年から88年間に渡ってクラブのシーズンチケットホルダーとなっていたケン・スタンリー氏の元を訪れると、自身が着用していたスパイクをプレゼントし、スパーズサポーター界のレジェンドに敬意を表した。

▽また、同選手は先日、慈善団体『レイズ・オブ・サンシャイン』を通して、スパーズファンであり、スタンリー氏の孫でもあるジェイミー君の元を訪問。現在、白血病に苦しむジェイミー君やその他の子供たちと共に束の間の交流を楽しんでいた。

▽スタンリー氏やジェイミー君の家族は、デレ・アリの一連の行動に対して心から感謝の意を示している。

「チャリティー団体のアンバサダーとして、デレはケンに素晴らしいサプライズで喜びを与えてくれ、それ以外にも私たち家族に素晴らしい思い出をプレゼントしてくれました」

▽今季限りで愛するザ・レーンを離れるトッテナムだが、来シーズンのウェンブリー・スタジアム間借りを経て、2018-19シーズンからは新スタジアムで新たなサポーターとの心温まる交流を深めていきたい。