9日、「アジア人」という理由で韓国人客の宿泊を拒否した宿泊共有サービス・Airbnbの米国人ホストが、同サービスから永久追放された。資料写真。

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2017年4月9日、「アジア人」という理由で韓国人客の宿泊を拒否した宿泊共有サービス・Airbnb(エアビーアンドビー)の米国人ホストが、同サービスから永久追放された。韓国・国民日報などが伝えた。

今年2月、米カリフォルニア州リバーサイドに住む在米韓国人2世のAさんは、予約した山荘に向かう途中、山荘のオーナーから「アジア人は客として受け入れられない」とのメールを受け取った。オーナーはまた「あなたが地球上に残った最後の一人だとしても部屋を貸さない。一言がすべてを語っている。あなたがアジア人だから」と主張、「これがわれわれ(米国人)がトランプを大統領に選んだ理由」と付け加えたとのこと。

宿泊を拒否されたAさんはSNSに一連の状況を掲載、これを米国の主要メディアがこぞって報道した。問題を受け、Airbnb側は「人種、性別、性的指向を理由に差別したホストは永久追放される」という昨年11月施行の「差別禁止規定」を適用、該当ホストがこれ以上サービスを提供できないようプラットフォームから永久的に削除したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「今でも自分たちが優れていると考えて差別する人がいるなんて情けない。『違い』はあっても『差別』はあってはならない」「米国の白人系トランプ支持者には、自分たちが北米大陸に住み続けてきたと勘違いしてる人も多いようだけど、皆もともとは移民だ」と問題のホストを非難するコメントや、「Airbnb自体宿泊保証が弱い。宿泊日直前になって宿泊拒否されても『支払い額の10%をやるから他を当たってほしい』『ホストとよく話をするように』という対応のみ。自分も数年前に利用してびっくりした」「追放だけじゃ意味がない。Airbnb側には訴訟で人種差別に対する処罰を求め、補償要求すべき」とAirbnb側に強い措置を求めるコメントなど、さまざまなコメントが寄せられた。

一方で、「もしかして、少し前に中国人宿泊客が利用したとか?」「アジアがこういう差別を受ける理由の99%が中国人のせい」と中国人に責任を押し付けるようなコメントも。「韓国も同じ。スイスで韓国人団体客を受け入れない店も多いらしい。他人を批判する前に自分自身が成熟した市民意識を持つことが大事」「みんなのコメントを見て思ったけど、同じ韓国人を見下す人も多く、だから欧米人にばかにされる。自分たちを尊重し合えない民族を誰が尊重してくれる?」と他のユーザーに訴えるコメントもみられた。(翻訳・編集/松村)