ますます導入が進む働き方改革!

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2月24日(金)から始まった「月末の金曜日は、早めに仕事を終えて豊か・幸せに過ごす」という新しいアクション「プレミアムフライデー」。プレミアムフライデー推進協議会事務局は、全国の20代から50代までの有職者(調査対象者数2015人)および、同事務局へのロゴマーク申請企業4512社(有効回答数654社)を対象にプレミアムフライデーの実施状況に関するアンケート調査を行った。

【写真を見る】第1回「プレミアムフライデー」はこのような結果に!!

第1回プレミアムフライデー、実際に早帰りした人は、全体の17.0%だった。早帰りした人のうち、87.6%の人が「豊かな時間を過ごすことができた」と回答した。消費喚起に取り組んだ企業の27.7%(大企業は57.9%)が売上げが増えたと回答。中小・地方が今後の課題た。また、働き方改革導入企業の81.6%が効果を実感。プレミアムフライデーが働き方改革導入を後押しした形となった。

■ 全体と世代別で見る「プレミアムフライデー」の過ごし方

具体的な過ごし方としては各世代共通して「家でゆっくりした」「外食・お酒を飲みに行った」が上位となった。また、20代は「映画鑑賞・音楽鑑賞・観劇」、30代は「国内旅行」、40代は「スポーツ」、50代は「買い物・ショッピング」など過ごし方に世代ごとの特徴がでていることが調査によりわかった。

■ 「プレミアムフライデー」の気になる支出金額

平均支出金額は全体で10082円となり、これは同年1月の月末金曜日と比べて約20%高い水準だ。「旅行・帰省」への支出額が最も多く、20代では「ショッピング」が他の世代と比べて多いことがわかった。

また、調査対象者の59.2%の人が3月以降「プレミアムフライデーを通じて、新しい体験を楽しみたい」と回答した。現状プレミアムフライデーに参加できていない人も、プレミアムフライデーに早帰りして楽しみたいという意向を持っていることがわかる。

■ ますます進む働き方改革

3月以降の働き方改革導入に前向きな企業は全体で54.1%にのぼり、導入が進んでいくことが予想される。特に、関東地方の企業では61.0%とさらに顕著である。

3月のプレミアムフライデーはお花見シーズンと重なるので、プレミアムなお花見を楽しむ光景も見られるのではないだろうか?さあ、2回目のプレミアムフライデー、どんな結果が出るだろうか?【ウォーカープラス編集部/高橋千広】