タイの首都バンコクにある王宮(グランドパレス、Grand Palace)近くで作業する建設作業員(2017年2月23日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】タイの軍事裁判所は3日、ワチラロンコン(Maha Vajiralongkorn)新国王の側近に対して、不敬罪などで禁錮5年6月の判決を言い渡した。警察当局が明らかにした。同国ではこのところ、王室職員らの失脚が相次いでいる。

 今回の判決の約2週間前、ワチラロンコン国王を補佐する側近の一人だったチトポン・トンカム(Chitpong Thongkum)被告は、王室に対する不信感を抱かせ、王室に深刻な悪影響を及ぼす振る舞いがあったとして懲戒処分を受けていた。

 懲戒処分を発表した当初の声明でタイ王室庁は、私的な利益のためにワチラロンコン国王に関する「虚偽の主張」を行い、「国王個人の医療記録を公開し、国王が所有する貴重品を盗んでいた」とチトポン被告を非難した。

 警察の声明によれば、同被告は不敬罪の他に、政府機関の建物での窃盗罪、医薬品および化粧品に関する法律に違反した罪でも有罪判決を受け、刑期は合計5年6月になるという。だがどのような法律違反か具体的な内容は明かされなかった。

 軍事裁判所の報道担当者もこの裁判に関するコメントを差し控えている。
【翻訳編集】AFPBB News