キッコーマンは“食べるしょうゆ”として、「キッコーマン サクサクしょうゆ」(以下:「サクサクしょうゆ」)を全国で発売することを発表。斬新なしょうゆのスタイル、各地では反響の声が上がっている。

出典画像:キッコーマン公式ホームページより

 

炒めてよし! のせてよし! 新食感の“食べるしょうゆ”

「サクサクしょうゆ」は、オイルベースのフリーズドライ加工がされた新形状のしょうゆフレーク。サクサクとした食感のなかには、カリカリに揚げたニンニクや玉ねぎの香ばしさが凝縮されていて、食べ始めたら止まらない味になっている。ご飯やサラダにかけたり、餃子やパスタなどの炒め物に使うなど、料理の幅が広がる本商品。1袋あたり340円と、財布にも優しい価格設定になっている。

 

発売が発表されるやいなや、「これは醤油ラバーの俺のために生まれたような商品だ!」「さすが醤油の代名詞キッコーマン! この商品は買いでしょ!」と、発売を待ちわびる声が相次いでいる。また、「醤油が飛び散る心配をしないで醤油が楽しめる!」「これさえあれば、いつでもどこでも醤油風味の料理が食べられるじゃん。弁当にいいな!」と、手軽さも好評のようだ。

 

“食べる調味料シリーズ”ブームの再来?

“食べる調味料”が一大ブームとなったのは2010年頃。ブームのきっかけは、桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」の発売だった。発売当初はあまりの売れ行きの為、品切れ状態になる店舗が続出したのは有名な話。いまでも「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は、桃屋のオンラインショップの“お買い上げランキング”第6位にランクインするほどの人気を誇っている。2011年には、キッコーマンからも「サクサクしょうゆ」の瓶詰め版とも言える「サクサク食べる香ばし醤油 オイルベース」が発売されるなど、食べる調味料は長期にわたりブームとなった。

 

これまでにも、多くの企業が食べる調味料を発売。小豆島 庄八からは「食べるオリーブオイル」や「食べる生姜 オリーブオイル漬」が、黒酢の老舗・桷志田からは「食べる黒酢」シリーズが発売された。ほかにも、サンコウフーズの「食べる唐辛子」シリーズや、北海道ロビアン商事の「わさびオイルふりかけ アヒージョ風」なるものまで登場。新たに発売される「サクサクしょうゆ」が、食べる調味料ブームを復活させてくれるのか、いまから楽しみだ。