ともに初の決勝進出を果たした十文字と大商学園。左は十文字のスピードスター・松本。右は大商学園のゴールゲッター・久保田。

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 全日本高校女子サッカー選手権大会は1月6日、ノエビアスタジアム神戸で準決勝2試合が行なわれ、十文字と大商学園が決勝進出を決めた。

 第1試合は、今夏インターハイ4強の十文字と前回選手権4強の修徳の対戦。試合は序盤から動いた。前半8分に十文字は松本茉奈加(3年)が先制点を挙げれば、修徳も同10分、杉下夏菜(2年)が同点ゴール。その後は両者譲らず、勝負はPK戦に委ねられ、これを9-8で制した十文字が初の決勝進出を決めた。

 二度の選手権優勝を誇る神村学園と前回4強の大商学園が激突した第2試合は、ともに決め手がなく終盤まで0-0で推移。大商学園の最後のCKもゴールにはつながらず勝負は第1試合同様、PK戦へ突入した。PK戦も接戦となったが、3-2で競り勝った大商学園が初の決勝に駒を進めた。

 十文字、大商学園ともに初優勝を目指す決勝は1月8日(日)、ノエビアスタジアム神戸で14時10分にキックオフされる。