気持ちを切り替えてQTに挑むという香妻が、来季のシードを獲得できるか注目が集まるところ(撮影:上山敬太)

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<大王製紙エリエールレディス 2日目◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,474ヤード・パー72)>
 『大王製紙エリエールレディス』は毎年シード争い最終局面となるが、今年も予選ラウンド2日間を終えて、シード陥落が決定したのは香妻琴乃、O・サタヤ(タイ)、黄アルム(韓国)、前田陽子、森田理香子、北田瑠衣の6名だ(※大会前から決まっていたジョン・ジェウン(韓国)、三塚優子を含めると8名)。
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 なかでも最も悔しいのは、一時は賞金ランク50位圏内に浮上し、今大会開幕前までの順位も51位と十分にチャンスがあった香妻だ。今季は序盤戦は予選落ち続きで、中盤戦以降はトップ10入り3度があったものの、終盤に差し掛かるなかで直近6試合で4試合で予選敗退とつねに苦しいシーズンを送ってきた。だが賞金ランクを気にすることなく毎試合“優勝”という目標を掲げて常に上位を見据えて戦ってきた。
 今大会も“優勝してリコーカップ出場”を掲げたが、初日1オーバー・66位タイと出遅れると、2日目はトータル1アンダーに伸ばしたものの、カットラインが3アンダーという伸ばし合いのなかで浮上はできず。60位タイで今シーズンを終えた。
 ホールアウト後には「(初日に比べて)今日のほうがパットの感覚は良かったですが、ショットもあんまりでパットも入らなかった。(カットラインを)気にするというよりも自分のベストを尽くすことだけに集中してやっていかないと、と思っていました。いまのベストのプレーがこういう結果だったので、気持ちを切り替えてしっかりと練習してQTにつなげたいと思います」と来季の出場権をかけたQTへの意気込みを語った。
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