トム・クルーズ、サイエントロジーは「美しい宗教」(出典:https://www.facebook.com/officialtomcruise)

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長年サイエントロジーの教えを守り、信者として暮らしてきたアメリカ人俳優トム・クルーズ(54)。このほど彼が、メディアのインタビューで「これは美しい宗教なんだ」「これまでどれほどサイエントロジーに救われたことか」などと熱い思いを激白した。サイエントロジーが元妻ケイティ・ホームズとの離婚を招く一因となったことはトムも認めているが、彼の「この宗教こそが自分を支えるもの」という信念に揺らぎはない。そんな彼を「まさに洗脳された状態」と伝えるメディアもあるが、トムの目は覚めそうにない。

女優ケイティ・ホームズによる突然の離婚申請後、ケイティや愛娘スリちゃんとの暮らしを取り戻すため「サイエントロジーを離れるのではないか」とも噂されたトム・クルーズ。しかし彼がサイエントロジーを離れる気配は微塵もなく、それどころかこれまで以上に心酔し傾倒しているようだ。このほどトムは『ITV News』のインタビューに応じ、このように思いを激白した。

「これまでの人生で、サイエントロジーにすごく救われてきたんだ。僕がサイエントロジストになって、すでに30年以上さ。これがなければ今の自分はないだろうね。ああ、これは美しい宗教なんだ。僕はとても誇りに思っているよ。」

ちなみに多くの“元”信者はサイエントロジーにつき「“元信者”を避けるよう強いる団体」と主張しているが、これを団体は完全否定。『Us Weekly』の取材に対し、このように語っている。

「全くの誤解です。サイエントロジストは他の宗教も尊重しますし、信者ではない家族や友達と縁を切ったりもしません。サイエントロジーはまだ新しい宗教ですから、信者にはこの宗教を信じない家族、友達を持つ者も多いんです。だからといってもめたりはしませんよ。」

しかしトムは、離婚を機にカトリック教徒に戻った元妻ケイティと断絶。その後しばらくは頻繁に電話をかけ時間を作っては会っていた愛娘スリちゃんとも3年以上会っておらず、接触を試みることもしていないという。これが宗教ゆえの決断なのか家族問題が生じた結果なのかは不明だが、子煩悩パパだったトムらしからぬ態度であることは言うまでもない。ちなみにトムが元妻ニコール・キッドマンともうけた養子2人はサイエントロジー信者で、突然の離婚を申請され憔悴しきっていた彼に寄り添い支えたのもこの2人だったと言われている。

出典:https://www.facebook.com/officialtomcruise
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)