15日、日本のミステリードラマが「中国人のマナー違反を風刺している」として、中国メディアの多くが取り上げ、ネットで話題を集めている。写真は都内を観光する中国人観光客。

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2016年7月15日、先週金曜日から放送が始まった、舌で物質の成分を分析できる特殊能力を持つ主人公が事件を解決していく日本のミステリードラマは、人気俳優の起用で期待されていたが、第1話の視聴率が低迷し日本では大きな注目を集めなかった。ところが、中国メディアの多くが取り上げ、ネットで話題を集めている。

第1話で中国人観光客に関するシーンが多く描かれ、その多くが「中国人のマナー違反を風刺している」として中国では話題を集め、ネットで怒りの声が寄せられている。劇中では、川に死体が上がり、警察が規制線を張る側で、中国人の中年女性2人が自撮りに夢中になっていたり、主人公が温泉地で飛び交うホタルを鑑賞していると、中国人グループが突然現れ、われ先にと虫籠にホタルを捕獲したりするシーンが相次いで登場した。

このドラマについて中国の外交学院国際関係研究所の周永生(ジョウ・ヨンション)教授は、「中国の印象を損なう描写は日中両国の民間交流に影響を与える」と批判しており、ネットではドラマのボイコットを呼び掛ける声も上がっている。

日本のテレビ番組に関しては、5月に放送されたバラエティー番組が反中的だとして物議を醸した。この番組では中国の社会問題やマナー違反などが取り上げられていた。今回のドラマに関しては、ドラマや日本に旅行する中国人観光客に対する批判が圧倒的多数だった。一方で、「日本に行く中国人観光客にマナー違反が見られているのは事実だ」「中国人はガラスのハートの持ち主が多いな。テレビドラマはエンターテイメントなんだから笑い話としてとらえるべき。日本を警戒する必要はあるが、大げさに騒ぐ必要はない」「別に大したことではないだろ。中国だって長い間(抗日ドラマで)日本のイメージを損なうようなことをしている」といった中立的なコメントも寄せられた。(翻訳・編集/内山)