19日、中国で医療機関が廃棄した医療用品を業者が使い捨て食器などの材料として再利用し、莫大(ばくだい)な利益を上げていることが、潜入取材によって明らかになった。資料写真。

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2016年4月19日、中国捜索網によると、中国で医療機関が廃棄した医療用品を業者が使い捨て食器などの材料として再利用し、莫大(ばくだい)な利益を上げていることが、潜入取材によって明らかになった。

再利用されている医療廃棄物は、点滴のバッグやチューブ、医薬品のボトルなどで、中には血液や薬品が残っているものまでもが回収された後、使い捨ての食器やコップなどの材料として使われていた。業者の責任者は、一般の缶やペットボトルなどは回収しても月にせいぜい数千元(数万円)の稼ぎにしかならないが、医療廃棄物なら月3万元(約50万円)や5万元(約85万円)の利益は楽に生み出せると話している。

医療廃棄物はその危険性から販売できないことになっているが、実際には医療機関からより高く買ってくれる業者の手に渡っている。再加工する工場も違法性を知りながら、注射器の針などまでもが混じった医療廃棄物を機械にかけて粉砕し、見分けがつかないようにしてから使い捨て食器やコップ、さらには子ども向けのおもちゃの材料として加工している。(翻訳・編集/岡田)