中国製武器が次から次に 中国メディアがパキスタンの軍事パレードを「御満悦」に紹介
中国メディアの新浪網は25日、パキスタンで23日に行われた軍事パレードで、中国製または中パが共同開発した装備が大量に登場したと紹介する記事を掲載した。各装備の特徴を詳解するなど、「御満悦」ぶりが伝わってくる。
3月23日の軍事パレードは、イギリス統治下のインドで、全インド・ムスリム連盟が1940年にヒンズー教徒とイスラム教徒の分離を求めた「ラホール決議」を採択した日を記念するものだ。2008年の開催からしばらく中断していたが、2015年に復活し、今年(2016年)にも開催された。
中国とパキスタンは親密な関係だ。経済的に密接な関係があるわけでも、思想的に近いわけではない。両国ともインドと対抗するために接近した「国益」による関係だ。しかし両国とも、相手国に対する国民感情は良好だ。パキスタンは中国と国境を接する国としては珍しく、国民全体の対中感情が極めてよい国と言うこともできる。
記事は登場した武器として「ZDK-03」早期警戒機を紹介。中国最新の「空警-500」と外観はほぼ同じだが、空警-500がアクティブ・フェーズドアレイレーダーを搭載しているのに対し、ZDK-03は機械式レーダーを搭載している。
次に、中国とパキスタンが共同開発した軽戦闘機の「JF-17」を紹介。同戦闘機の中国側名称は「FC-1」で愛称は「梟龍」。パキスタン側名称は「JF-17」だ。愛称は「Thunder(サンダー)」だ。中国では同戦闘機が「雷電」と呼ばれることもある。
次は「K-8」練習機、愛称「カラコルム」だ。同機は中国の練習機「JL-8(教練-8)」をベースに中パで共同開発した機体とされる。
軍事パレードには、中国がパキスタンに輸出した軽戦闘機の「J-7P(殲-7P)」と「J-7PG(殲-7PG)」も登場した。J-7Pの輸出が始まったのは1985年で、パキスタンは計120機を買った。1990年代後半からは改良型のJ-7PG55機が、パキスタンに輸出された。
しかしJ-7シリーズは初飛行が1966年で完全に旧式機であるため、パキスタン軍も2018年から退役を進めるという。
記事はさらに、「WZ-10(武直-10)」武装ヘリコプター、両国が共同開発した「MBT-2000」主力戦車(アル・ハーリド)、中国の「59式」戦車を改良した中型戦車の「アイザク」、中国でも最新型に属する「FM-90」短距離防空ミサイル、「UQAB」、「HUMA」の無人機2種を紹介。
ミサイル発射車両も中国のものと同じとの見方を示した。(編集担当:如月隼人)
3月23日の軍事パレードは、イギリス統治下のインドで、全インド・ムスリム連盟が1940年にヒンズー教徒とイスラム教徒の分離を求めた「ラホール決議」を採択した日を記念するものだ。2008年の開催からしばらく中断していたが、2015年に復活し、今年(2016年)にも開催された。
記事は登場した武器として「ZDK-03」早期警戒機を紹介。中国最新の「空警-500」と外観はほぼ同じだが、空警-500がアクティブ・フェーズドアレイレーダーを搭載しているのに対し、ZDK-03は機械式レーダーを搭載している。
次に、中国とパキスタンが共同開発した軽戦闘機の「JF-17」を紹介。同戦闘機の中国側名称は「FC-1」で愛称は「梟龍」。パキスタン側名称は「JF-17」だ。愛称は「Thunder(サンダー)」だ。中国では同戦闘機が「雷電」と呼ばれることもある。
次は「K-8」練習機、愛称「カラコルム」だ。同機は中国の練習機「JL-8(教練-8)」をベースに中パで共同開発した機体とされる。
軍事パレードには、中国がパキスタンに輸出した軽戦闘機の「J-7P(殲-7P)」と「J-7PG(殲-7PG)」も登場した。J-7Pの輸出が始まったのは1985年で、パキスタンは計120機を買った。1990年代後半からは改良型のJ-7PG55機が、パキスタンに輸出された。
しかしJ-7シリーズは初飛行が1966年で完全に旧式機であるため、パキスタン軍も2018年から退役を進めるという。
記事はさらに、「WZ-10(武直-10)」武装ヘリコプター、両国が共同開発した「MBT-2000」主力戦車(アル・ハーリド)、中国の「59式」戦車を改良した中型戦車の「アイザク」、中国でも最新型に属する「FM-90」短距離防空ミサイル、「UQAB」、「HUMA」の無人機2種を紹介。
ミサイル発射車両も中国のものと同じとの見方を示した。(編集担当:如月隼人)