iPhoneを自動追尾して最適な高速Wi-Fiを実現! 家庭のWi-Fi接続問題を解決できる最新「Wi-Fi中継器」

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格安SIMやSIMフリーの格安スマートフォン、格安タブレットの登場で、家庭でもWi-Fiを利用する必要が高まった。

モバイル通信量の制限がある格安SIMや格安スマートフォンは、家庭のWi-Fi通信を利用することで、少ないモバイル通信プランでも十分に実用になる。

しかし、実際に、家庭でWi-Fi通信をスマートフォンで使うと、困った問題に直面する。

家庭内では、Wi-Fiが繋がらない場所があるということだ。
・場所によってYouTubeが途中で止まる
・自分の部屋だと、通信速度が遅い
・2階だと、Wi-Fiが繋がらない
といった現象だ。

この現象の原因は、Wi-Fiルーターの電波が弱くなることに起因するのだ。

電波が弱くなるんじゃ、どうしようもない?
いやいや、解決策はあるのだ。

その解決策のひとつが、「Wi-Fi中継器」だ。
実は、「Wi-Fi中継器」と一口に言っても、日々進化している。

バッファローが2016年3月下旬より発売する新製品「WEX-1166DHP」は、iPhoneなどのスマートフォンでの通信を安定して高速化できる新技術を搭載しているのだ。

■スマホユーザーに嬉しい「ビームフォーミング機能」
「WEX-1166DHP」は、高速Wi-Fi規格11ac 2×2に対応したWi-Fi中継機だ。
11ac 2×2対応で、中継先でスマートフォンやタブレット、パソコンなどで安定した高速通信を実現するのだ。また、5GHz(11ac/n/a)と、2.4GHz(11n/g/b)のデュアルバンド対応なので、スマートフォンやパソコン以外も同時に使える。
さらに、親機と子機それぞれ異なる5GHz(11ac/n/a)と、2.4GHz(11n/g/b)を同時に接続できるデュアルバンド対応も見逃せないだろう。

さて、最大の特徴である「ビームフォーミング」だ。
「ビームフォーミング」は、iPhone 6 / 6 Plusなどの対応モデルが室内を移動しても、自動に追尾して、確実に接続してくれるという機能なのだ。
具体的には、スマートフォンが自宅内で移動しても、常に最適な通信速度で接続し、安定かつ、高速な利用を実現してくれるのだ。

主な特長は、次のとおり。
・デュアルバンド同時接続
・ビームフォーミング機能
・ボタンを押すだけの簡単設定

「WEX-1166DHP」は、多くのWi-Fi機器で同時に使えるだけでなく、ビームフォーミング機能で、常に最適なスマートフォンの通信を確保してくれる。
家庭内の無線LAN環境を改善したい人は、「Wi-Fi中継器」の導入を検討してみるとよいだろう。


ITライフハック 関口哲司