平愛梨オフィシャルブログより

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 11日にフジテレビ系で放送されたバラエティ「ダウンタウンなうSP」。ゲストの作家・百田尚樹が過激発言の連続でピー音を連発し、嫌われタレントの常連として名前が上がる、元日本テレビアナウンサーの脊山麻理子が、堂々とビキニ姿で登場しダウンタウンの二人を唖然とさせたり、板東英二が頭頂部を指しながら「ここらへんを(植毛)しています」とカミングアウトしたりと、今回もなにかと話題に事欠かない。

常識はずれな発言連発

 出演時間の限られているゲスト枠ではなく、パネラーとして坂上忍の隣の席という好位置に登場したのが、バラエティで活躍中の平愛梨。昨今は本業の女優としてよりも、天然と呼ばれる数々の発言が話題となることが多い。今回も本領発揮? と言わんばかりに常識はずれな発言を繰り返し、ネット住民たちから呆れられている。

 画面下に「*あくまで個人の意見です」というテロップが出されるほど、爆弾トークを展開した百田に、平は「ご結婚されてるんですか」と不躾な質問。ラーメンブームの火付け役とも言える、「なんでんかんでん」の川原浩史社長に至っては、「ジャッキーチェンの師匠かなって思った」と、30歳にしては無理のある“天然”発言を連発。

 極めつけは、かつてM字開脚で男性グラビア誌を席巻したインリン・オブ・ジョイトイに対し「アダルトビクトリーの人かと思ってた」と、インリンがAV出身であると勘違いしている上に、AVが「アダルトビデオ」の略というの知らないという二重の間違いで、場の笑いをかっさらっていた。ある意味、本当に“天然”でなければかなりの“女優”とも言える。

 ダウンタウンの浜田でさえも、その存在感に緊張していたゲストの内田裕也に対しても、「テレビで見ていると、もっとシワクチャのお爺さんかなって思ってました」と発言し、「このやろう、お前」と内田を怒らせる始末。それでも懲りずに内田がにらみ続ける中、「女性(関係の)噂を色々聞いたんですけど、それがわかる気がしました」と、マイペースにトーク。

 平がゲストに興味を持ち、質問をしたそうにしていると松本が話を振ることもあり、他のパネラーである坂上忍や博多大吉よりも、多くの発言が放送されていたという点では、この“天然”キャラ路線は成功していたのかもしれない。しかし、視聴者の評判は決して良くはなかったようだ。

 平のあまりの配慮のなさに

平愛梨ってデリカシーなさそうだから嫌い」
ダウンタウンなう見てたけど、内田裕也の時の平愛梨まじヒヤヒヤしたよ」
「ダウンタウンより、平愛梨が一番ヤバかった気がする」
平愛梨がことごとく空気読めてないというか頭悪いことしか話さなくて、なんでこの人を座らせてるんだろうって思ってるところ」

 とすぐさまネットで話題に。

 これまでも、あざとさを感じさせる発言から

「台本通りの平愛梨
「平カマトトぶりすぎ」
「天然キャラそろそろ苦しいんじゃね?」
平愛梨って天然通りこして空気読めなくてイライラする……職場に居たらぜったいに嫌なタイプ」

 とネットでは、平に対する冷ややかなコメントで盛り上がっている。

 少し前に、日本テレビ系「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」内の人気コーナー「朝までハシゴの旅」に指名されたが「ロケに行きたくない」と収録中にも関わらず号泣し、現場のみならず視聴者まで「30歳なのに」と、大人げない態度に呆れられた平。こうした様子を見ていると、天然キャラというよりは、都合の悪い事は天然で済ませ、本当は非常識な性格のようにも思えてしまう。

 かつて、天然キャラで名を馳せ見事に女優に転身した釈由美子のように、ここは天然キャラを封印し、女優として一皮むけるためにキャラ変更を目指した方が良いのかもしれない。

(文/如月小百合)