Google がロゴを大幅刷新。4色マイクやGアイコンも新設、マルチプラットフォームを反映

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Google が社名ロゴを刷新しました。1998年のサービス開始以来、はじめて書体がサンセリフ(ゴシック)になり、象徴的な4色カラーはやや穏やかになりました。

またGoogle検索アプリなどでお馴染みの一文字アイコンは青い小文字の「g」から、4色の大文字「G」に変更。さらにモバイルなどで使われる機会が増えたマイクアイコンも、Googleサービスであることが分かる4色のカラフルなマイクになっています。



Google によれば、ロゴの刷新は Google サービスがデスクトップ検索だけでなくモバイルをはじめさまざまなサービス、プラットフォーム、デバイスで使われるようになったことに対応するため。

従来のGoogleロゴは手書きのように線の太さが違い「ヒゲ」のあるセリフ体で描かれてきましたが、新 Googleロゴはよりシンプルなサンセリフ体。線の太さもほぼ均一で飾りがなく、解像度の低いデバイスでも分かりやすく表示できます。

Googleロゴはここ数年も微妙な変更を繰り返してきましたが、書体が大きく変わるのは今回が初めてです。(一番親しみがあるのはおそらく1999年から2010年まで使われた細い書体のGoogleロゴ。その後は影が目立たないマイナーチェンジが2013年。2015年9月1日からは今回の最新ロゴ)

さらに、これまで一文字アイコンやFavicon、モバイルアプリの検索ボタンなどで使われていた青い「g」のかわりに、4色で描かれた大文字の「G」が追加されました。音声入力で使うマイクや、通信中を示すアニメーションなどにも新たにこのカラフルな4色が使われるようになっています。

Googleは今後、ウェブページやアプリ、各デバイスなどのロゴを順次この新ロゴに変更してゆく予定です。