日本MS、社用スマホを四年落ちのIS12TからLumia 830に変更。技適も取得

写真拡大

日本マイクロソフトは、社用スマートフォンを東芝製 IS12T から Lumia 830に変更します。このために技適マークも取得。本件がLumiaシリーズの日本発売には直接的に結びつかないものの、社内での活用を今後の事業展開のショーケースにするとしています。

Lumia 830 は、マイクロソフトが昨年9月のIFA 2014で発表したWindows Phone 8.1スマートフォン。現在開発中のWindows 10にもアップデートできます。

主な仕様は5.0インチ HD(1280 x 720)ディスプレイ、Snapdragon 400 1.2GHz クアッドコアプロセッサ、光学式手ぶれ補正(OIS)搭載の1000万画素 PureViewカメラなど。

一方のIS12Tは、auから2011年8月に登場した東芝製スマートフォン。当時としてはWindows Phoneの最新バージョン"Mango"を搭載し、国内初のWindows Phoneとして話題を集めました。

4年前から今に至るまでIS12Tを社用スマートフォンとして使い続けていた日本マイクロソフトですが、このたび社用スマートフォンを自社ブランドのLumia 830に切り替えると発表。なおマイクロソフトは、今回の機種変更がLumiaシリーズの日本投入には直接的に結びつかないものの、社内での活用をWindowsベースのスマートフォン活用のショーケースとして位置づけるとしています。

Windowsスマートフォン国内発売の動きは、2015年に入り主に法人用途で活発化しており、freetelがこの夏のWindows Phone国内発売を発表しているほか、京セラも3月にWindows Phone搭載スマートフォンの試作機をMWC出展していました。

なおソフトバンクモバイルの宮内社長は5月19日の記者会見で、Windowsスマートフォンの発売について『順次やっていきたい』と前向きな姿勢を示しています。