基礎生物学研究所(NIBB)は8月2日、シート状に整形したレーザービームを試料に照射し、光の照射面に対して垂直な方向から画像を撮影する方式の「光シート型顕微鏡」と、無染色で分子を可視化できる「ラマン顕微鏡」の原理を組み合わせた「光シート型ラマン顕微鏡」を開発し、生きたメダカ稚魚の「虹色素胞」に含まれる「グアニン分子」のラマンイメージングに成功したと発表した。成果は、NIBBの野中茂紀准教授と大嶋佑介研究員(現