「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」「腹を切りたい」。2010年春のセンバツ甲子園、開星(島根)vs.向陽(和歌山)戦の後の発言である。開星絶対有利の下馬評を覆し、21世紀枠で出場した向陽高校が見事な大番狂わせを演じた訳だが、その試合内容よりも、敗軍の将・開星高校野々村直通監督の上記の発言が「教師にあるまじき発言」「向陽に失礼!」「21世紀枠を侮辱している」と物議を醸し、野々村氏は監督辞任にまで追い込まれた