かつては中華料理店でしかお目にかかることがない高級食材だった「豆苗」。だが、近年は、スーパーでも年中安価に手に入るようになり、家庭の食卓にものぼる一般的な野菜となってきている。いつから、なぜポピュラーになったのか。国内トップのスプラウトメーカー・村上農園に聞いた。「『豆苗』とはエンドウの若菜のことで、エンドウの起源は紀元前7000 年頃の南西アジアで、ツタンカーメンの墳墓から副葬品として発見されるなど