ロシア政府が9月30日に公表した2025年予算案で、国防費に前年比約25%増の13兆5000億ルーブル(20兆8500億円)を計上することが明らかになった。ウクライナ侵略の長期化で、兵器の増産など軍事関連支出の膨張が止まらない現状が浮き彫りになっている。予算案は下院に提出された。下院通過後、上院での審議を経て、プーチン大統領の署名で成立する。上下両院ともプーチン政権の与党が支配的勢力で議会通過