久世は今期の経営課題として、第1に物流拠点の拡充を掲げる。物流拠点はコロナ禍を受けて大幅にダウンサイジングしてきた。外食需要の急回復により、既存拠点だけでは手狭となり、作業環境が悪化していたためだ。久世真也社長が10日、展示会に先立つ記者会見で足元の業績と今後の方針について説明した。今年創立90周年を迎え、100周年に向けた「持続可能な業務用卸」を目指して質的成長に主眼を置く。2024年度の第1四半期(4〜6月期