国内の1都2府5県にある122代(重祚〔ちょうそ〕の2代を除く)の天皇御陵(ごりょう)のうち、その半数にあたる69代の御陵が京都府に存在する。具体的には、京都市内68代、長岡京市1代であり、天皇御陵の約57%にものぼる。“千年の都”と称される京都の御陵には、街との調和が図られ、存在感を感じさせない静寂さがそこにはあった。国内の1都2府5県にある122代(重祚〔ちょうそ〕の2代を除く)の天皇御陵(ごりょう)のうち、その半