「やばい」や「えぐい」は複数の意味を持つ言葉として、子どもたちの間でも多用されています(写真:MAPS / PIXTA)つまずいて転びそうになって「やばい!」。夕飯に好物が出て「やばい!」。会話を「やばい」「マジ」「かわいい」「うざい」などですませることは、大人でも珍しくない。しかし「未来を担う子どもたちに豊かな言葉の世界を教えてやれないのはとても残念なことだ」と明治大学教授の齋藤孝氏は話す。語彙力が人生にも